こんにちは。空調服・EFウェア専門店ユニアカです。
梅雨が開け、何日も猛暑日級の暑さが続き、かと思えばバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨や台風と気の休まることのない毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は話題の熱中症対策アイテム【冷感ポンチョ】は本当に効果があるのか実践した、スタッフによる着用レビューをお届けいたします。
7月の3連休、上野にて
7月19日日曜日、三連休の中日に私は上野公園に向かっていました。
その日、東京の最高気温は34℃、空にはまばらに雲がかかっていたものの、朝早くから気温がぐんと上がり、アスファルトの照り返しにより体感は35℃以上の猛暑日と大差ないほどの厳しい暑さでした。

上野駅の中央改札を抜け、不忍口の高架下を出ると照り付ける日差しのなんと痛い事。
東京国立博物館の開館時間である9時半でしたが、まだ午前中とは思えないほどの暑さです。
信号が変わったら急ぎ足で横断歩道を渡り、上野公園の木陰へと逃げ込みました。
熱中症対策アイテムの装備
当日、私が持っていた熱中症対策アイテムをご紹介いたしましょう。
・ボンマックス 冷感ポンチョ MK7106
・制汗シート
・ハンディファン 首掛けタイプ
・500㎖ペットボトルの水×2本(うち1本は冷凍)
本当は日傘を持っていくつもりだったのですが出がけに忘れてしまい、メインイベントは屋内とはいえ、この真夏の上野で心もとないかも…と不安に思いつつ、木陰を選んで歩きます。

早い時間だったこともあり、連休の中日の割には道行く人はあまり多くありません。
西郷隆盛像の脇を抜けて、不忍池を左手に仰ぎながら最奥部にある東京国立博物館へ向かいます。
あっ 暑いかも……。
私は早々にカバンから冷感ポンチョを取出しました。
冷感ポンチョの使い方

冷感ポンチョの使い方はとっても簡単。
水で濡らして、絞って、羽織るだけ。
私はカバンから取り出した冷感ポンチョにペットボトルの水をしみこませます。
吸水性の高い素材の為、少し水に濡らすだけで瞬時に水分が生地に吸い込まれて広がります。
たたんで丸めた冷感ポンチョの場所を変えて二、三度それを繰り返すだけですでに冷感ポンチョは全体的にしっとりと濡れていました。
あとは周りに人がいないことを確認してから、ポンチョを広げて一度バッと振ります。
乾いた部分にも水分を広げ、余分な水分が振り落とされて、ポンチョはちょうどいい状態になります。
あとはポンチョを羽織ってフードをかぶるだけ。
するとなんということでしょう。
ほ、本当に涼しい!!!
気化熱によってポンチョ内の温度はすっと下がり、水にぬれたポンチョが肌に当たるとひんやり気持ちいい。
けれどポンチョの肌あたりはサラリとしていて、濡れた布がまとわりつく不快感は皆無です。
UVカット性能も申し分なく、刺すような日差しが布を1枚隔てただけで気にならなくなります。
顔周りや腕が涼しい快適さに加え、想定外だったのが背中。
ポンチョは上半身の半分以上を覆ってくれるので、日傘などではどうしても日差しを遮りにくい背中もしっかりガードしてくれます。
また歩くたびに布が揺れ、背中に触れたり離れたりするので冷たさになれることなく何度もひんやり気持ちいいを体感しました。
トーハクに到着
そんなひんやり冷たいを体感しながら、東京国立博物館へ到着。
チケットは屋外のチケット購入口で販売していました。屋根があるとはいえ人が密集し風が抜けない空間のため、じんわりと暑さを感じます。
ハンディファンが送り出す風も、熱風というほどではないですがぬるい風が吹き付け、何とも言えず涼しくない。
そこで冷感ポンチョを着ている胸元にハンディファンを当ててみることに。
ハンディファンの風によってポンチョが吸った水分が急速に蒸発し、気化熱冷却を促進。まるでメントールの制汗シート拭いた時のようなスゥ~っとした冷感が復活しました。
チケットを購入できたらいよいよ東京国立博物館へ。
屋内に入る際は、スナップボタンを外して簡単に脱ぐことができます。サッと折りたたんでファスナー付プラスチックバックに収納すれば、カバンの中も、もちろん博物館の床も濡らすことはありません。
脱ぎ着が楽なのも、ポンチョの良いところですね。

博物館から上野駅へ
順路通りじっくりと巡りおわり、博物館を後にしたのが昼過ぎ。
この時間になるとすっかり空は晴れ渡り、天高く上がった太陽がじりじりと肌を焼きます。
涼しい館内からうだるような暑さの外気へ出るとよりうんざり…。といった感じ。
三連休、学生は夏休み初日。上野の森美術館の大ゴッホ展をはじめ、多くの展覧会が開催される中、この時間ともなると、上野公園は多くの人出で賑わっていました。
日傘をさす人も多くみられ、それでもじっとりとした暑さに木陰にひとが集中し混雑していました。
カバンの中のファスナー付プラスチックバックから冷感ポンチョを取り出すと、わずかにしっとりしていますが、ほとんど乾いてしまっています。
そこでもう一度、500㎖ペットボトルから、再び水をしみこませます。
量としては、100~150㎖くらいでしょうか。200㎖は無かったと思います。
朝と違ってすでに一度濡らしているので、難なく水分がポンチョ全体に広がり、冷感が復活しました。
一度振って羽織れば、刺すような日差しも、まとわりつくような熱気もマイルドになり、不快指数がぐんと下がります。
上野駅までのわずかな距離と言えど、ポンチョがあるとないとでは天地の差であったといえるでしょう。
冷感ポンチョの効果はあったのか
結論から言えば、十分に冷却効果を体感することができたといえます。
カバンの中でかさばらず、水さえあればすぐに何度でも繰り返し使用できる冷感ポンチョは手軽に使用できる熱中症対策として有用であると感じました。
また、バッテリーを使用しないだけあって、比較的安価で手に入る点も冷感ポンチョのメリットのひとつです。
この値段でこの涼しさなら費用対効果はかなりいい!と感じました。
もちろん、(空調服®・ファン付きウェアなどの熱中症対策ウェアにも言えることですが)エアコンの効いた屋内のように強烈に身体を冷却してくれるわけではありません。
今回検証した
・真夏の直射日光が差す屋外で
・激しい運動や作業をするわけではない
・比較的短時間に屋内と屋外を行き来する
・雨天など湿度が高く水分が蒸発しにくい環境ではない
といった状況であれば、十分に効力を発揮することが可能と言えるでしょう。
逆に、1日8時間単位で炎天下のお仕事などに常用する熱中症対策としては冷却効果が足りない、かつポンチョの裾が作業の妨げになる可能性があると感じました。
今回のような屋外の移動以外にも、夏のレジャーやテーマパークでの待機列などスポット的に熱中症を防ぐアイテムとしては大いに活躍することでしょう。
また、バッテリーなどを使用せず、水で濡らして絞るだけの冷感ポンチョは小学校の登下校など、お子様の熱中症対策にも効果を期待できるのではないかと感じました。
また、今回検証の際に使用したハンディファンのように、気化熱冷却を促進するアイテムと併用することで、相乗効果により高い効果を得ることができます。
年々酷暑日が増え、夏は厳しくなる一方です。
熱中症対策のウェアやアイテムはさまざまな種類・アプローチで展開しており、それぞれのアイテムはメリット・デメリットが存在します。
冷感ポンチョを着ているから、水分・塩分補給をしなくても大丈夫!なんてことはないですよね。
これがあるから大丈夫!と慢心することなく、それぞれのアイテムのメリット・デメリットを正しく理解したうえで、デメリットを補う、もしくはさらに相乗効果を生む熱中症対策アイテムを 組み合わせることで、より効果的・多面的な熱中症対策をおこなうことが可能となるでしょう。
もちろん、すべての熱中症対策アイテムを際限なく購入するなんてことは、石油王でもなければできません。
お手持ちの熱中症対策を今一度ご確認いただき、自分の熱中症対策に不足している・相乗効果を期待できると思うものを選りすぐることで、熱中症と無縁の夏にすることが可能です。
お盆休みは明けましたが、まだまだ暑い日が続きます。
まだ熱中症対策の用意をしていない!これから炎天下にお出かけの予定がある!という方は、せっかくのお出かけが体調不良で台無しに!なんてことのないよう万全のご準備をしてください。
その候補のひとつに、冷感ポンチョという選択肢を加えてみませんか。
私の体験が、ご検討材料の一助となれば心より嬉しく思います。
